天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
翔平は心療内科の外来へ向かった。

5分程遅れたが華奈の診察に間に合ったと思い先生の元へ向かった。

「晴翔お疲れ。華奈の調子どう⁇あれ。もう診察終わったのか?」

『おう!翔平お疲れ様。今連絡しようかと思ってたんだけどまだ華奈ちゃん来てないんだよね?何か知らない?』

「え?来てないのか?午前中仕事に行って昼から来るって朝話したけど...ちょっと連絡してみる」

『ああ。次の患者呼ぶから連絡ついたらまた教えて。』


そうして華奈に連絡するが、電話に出なかった。
心配なって仕事場のパン屋に電話をしたが午前中で帰ったという。
焦る気持ちもあるが、この後大事な手術があるので家に帰ることもできなかった。

「晴翔ごめん。連絡繋がらなかった。疲れて家で寝てるのかも。今日キャンセルで」

『わかった。大丈夫か⁇』

「この後大事な手術があるから終わったら、家戻って見にいくよ」

この状況を安易に考えていた事を後々後悔することとなる。






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