天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
☆翔平side☆
華奈が家から出て行って半年がたった。
あれから、時間があれば探しているが何も手がかりを掴めないでいた。
「くっそ。華奈どこにいるんだよ」
『翔平。華奈ちゃん見つからないのか?』
「将暉か。ああ。まだ見つからない。」
『どこいったんだろうな。まだ諦めていないんだろ⁇』
「当たり前じゃないか。諦めてたまるもんか。これから先、華奈より愛している人が現れるわけがない。」
『その言葉聞けてよかったよ。』
そう言って翔平の肩をポンっと叩いて医局を出たいった。さて、これからどう探すか。探偵でも雇うか。
色々これから先の事を考えていると院長に呼ばれた。
コンコンコン
「どうぞ」
『失礼します』
そこには父と母ががいた。
『なんのご用意でしょうか?』
「華奈さん⁇がいなくなってもう、半年ですね。
そろそろ諦めてお見合いをしたらどう?」
『だから、それは何度も断っているはずですが。』
「でも、探し回って仕事に身が入らないようでしたら翔平の足枷にしかなっていないのでは??お父さんも言ってたでしょ?理解がある人と結婚するようにと。逃げる人など理解があると思えませんが。」
「言い分はわかりました。でも華奈は前触れもなく出て行ったのですが、なにかご存知ではないですか?」
『いえ別に?あの子が勝手に出て行ったんじゃないんですか』
『翔平』
ここで父が話を変えてきた
『今日はそんな話で呼んだんじゃない。来週、他の病院でやる手術変わりに行ってきて欲しいんだ。俺は、急な学会が入って行けなくなった。要件はそれだけだ。』
「わかりました。準備しておきます」
そう言って院長室を出た。
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