天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
☆華奈side☆

少し歩いてもいいと先生に言われたので、気分転換に脳外科病棟に向かうことにした。


久々に翔平さんの仕事をしているところを見れたらいいなと思っていたらナースステーションで翔平さんの話し声が聞こえた。



『責任は取るしかないだろう。』




そうだよね。望んでできた訳じゃないし、翔平さんは責任を取るためにこの子の父親になって結婚もしてくれたのだと思った。
翔平さんの他の選択肢もあったのに責任をとるがために私と...


こんな事を聞くなら、来るんじゃなかったと早足で戻ろうとしたら以前担当だった山口さんとあった。

声をかけてくれたけど、私は会釈をするだけで去っていった。



☆☆☆




< 40 / 55 >

この作品をシェア

pagetop