天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜

「将暉。華奈どんな感じ⁇」

『うん...再出血だな。』

「やっぱりな。すぐ手術が必要だな。」

『再出血ならかなり難しい手術になる。悪いけど執刀できるのはお前しかいないと思う。身内だからあれだけど...』

「ああ。わかってる。俺が必ず華奈を助ける。」

そう言って手術室へ向かった。

いざ手術代へ横たわっている華奈を見ると手が震えた。


なんでなんで華奈ばっかりこんな辛い目に合わないとダメなんだ。華奈が何をしたって言うんだ。ましてやお母さんと同じ目にあっている。
ここで華奈の人生終わらしてたまるか絶対助ける。

よし。行くぞ。
「メス」


華奈の手術が始まった。