天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
病室に入りカーテンの外からまずは話しかける

「松岡さん。起きてるかな」

『は、はい...』

「先程は急にびっくりさせちゃったよね。ごめんね
もう一度ちゃんと自己紹介させて。
僕は君の担当医の西野です宜しくね。」

『に、西野先生...あ!父の時にも担当していただいた??こちらこそ先程はすみませんでした。
なぜだか急に震えてしまって...』

「そう。覚えてくれてたんだね!
あなたのお父さんの時も担当させてもらってたよ。
さっきの事は全然気にしなくて大丈夫だよ
おそらく、事件の影響で男性を見ると今はパニックになってるんだと思うよ。ゆっくりでいいから一緒に直していこうね」

と、それからもカーテン越しだか話をしていたころ

「松岡さん。そろそろ入っても大丈夫そう?
一度診察をさせてもらいたいんだけど」

この先生なら大丈夫そう。と心の中で呟き返事をした。
先生が中に入ってくると、少し手が震えはしたが過呼吸になるほどではなくなっていた

「大丈夫。大丈夫」と優しく声をかけてもらいながら診察を終えた

「よし。経過は順調だね!あと、警察の人が話を聞きたいみたいだけど女性の人だったら大丈夫そうかな??」

と聞かれて、それならと思い先生に頷いた。
< 5 / 55 >

この作品をシェア

pagetop