天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜

3、恋敵

経過も順調に回復し退院も間近になってきた頃
まだまだ男性には恐怖心は拭えないが、
西野先生が毎日病室にきて話をしてくれるようになって先生とは普通に話せるまでに回復をしてきた。

そんな時、担当の山口さんじゃない看護師が
病室に入ってきた
ネームプレートを見ると、新川と買いてあった

「あんた、西野先生のなんなの？？
毎日先生来て長いこと話してるみたいだけど、もしかして好きとか言わないよね⁇」

私は、ドキッとした。
実は少し前から西野先生のことが気になり始めていたからだ。

「患者と医者が付き合うなんてありえないから。しかも私が前から西野先生のこと好きだったんだから」

『で、でも決めるのは西野先生ですから...』

と、声を振り絞って言い返すと

「は？？いいわ。覚えてときなさい。退院する頃には好きだって言ってられなくなるから」

と言い、すごい足音をさせ病室を出ていった。

その日から数々の嫌がらせが始まった