天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜

新川さんは、ナースコールとすると必ず来て、
「こっちだって忙しいんだから」と罵声をあげて出ていくだけの繰り返しどうしたらいいか落ち込み始めたころ先生の診察で、

「どこか調子悪いところある?顔色悪いよ⁇」

相談しようかと悩んでいると

「今、頭にあること全部言ってごらん?スッキリするよ??」
と言われたので少しずつ先生話す事にした

夜眠れない事があるので相談しても相手にしてもらえなかったりとか細かい嫌がらせがある事を伝えた

「そんなことが...気づいてやれる申し訳なかった。
俺からキツく言っておくから安心してくれ。
それから、俺からひとつ大事な話がある」

私は、また大きな病気が見つかったのかと冷や汗をかいているのがわかった

「大丈夫。これは医者としてじゃなくて、1人の男として聞いてほしい話なんだ。実は松岡さんに一目惚れをしたと思うんだ。こんなこと言ったら不謹慎だと言われるかもしれないけど、お父さんを必死に看病している姿、お父さんをなくしてからも涙を流さず過ごしている姿を見ているうちに、俺が守ってやりたいって思っていた。それで今回君が運ばれてきて担当医として過ごしているうちにその気持ちが強くなったんだ。


好きだ。これから先1人の男して君をずっと守っていきたい。結婚を前提に付き合ってほしい。
返事はすぐじゃなくていいから考えてみてくれないか??」


華奈は、まさか先生も私の事が好きなんで思ってもいなかったのでびっくりして放心状態だったが、
私の事を想ってくれる人が両親意外にいてるなんて嬉しくて涙がこぼれた。

それと同時に、両親もいないごく普通の一般人なのに、将来病院を継ぐであろう人の恋人になってもいいのだろか?って気持ちもあり

『少し考えさせてもらってもいいですか?』
としか伝えれなかった。

「もちろん。ゆっくり考えてみて」
といい病室を出て行った。










< 8 / 55 >

この作品をシェア

pagetop