天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
⭐︎翔平side⭐︎

退院するその時まで伝えるつもりはなかったけど、彼女からあんな言葉を聞いたら今すぐ伝えなければと思った。
彼女も咄嗟のことで、驚かしたかもしれないが伝えたのなら好きになってもらうまでドンドン君が好きだと伝えていこう。

それにしても、新川という看護師は何考えてるんだ。
公私混合も甚だしい。沸々と怒りの感情が湧き出ていてそのままナースステーションに足を運んだ

「新川さんってこいてる⁇」

『え!私ですがどうされました⁇』
と、いつもよりワントーン高い声で先生に駆け寄っていく。

『先生から呼んでくださるなんて嬉しいです。お食事のお誘いとかですか??』

「いや、時間ももったいないので単刀直入にいうが、松岡さんに嫌がらせをしているのは君だよね?」

えっと新川は青ざめた表情をした。

「金輪際彼女に近づかないように。次はないよ」

とだけ伝えるのと翔平はさっていった。

『なによ。告げ口したな。許さない』

と言って仕事に戻った。





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