ハミルEN

ハミルEN ⑨

「ハーイ、子供たち集合」

「はーい」

「今日はこどもの日だから鯉のぼり見に行くわよ」

「やったーコーン」
一番年下のもろこし族ピエハは喜び跳ねる

「うし!」
「おねいちゃん、牛?」
H Sistersの姉妹

「僕は行かなくて大丈夫」
「どうしたの、ララタ」
「ほら、僕はもう中学生」
「あーそういうこと」
「だからもう子供じゃないし」
「もう中なのね」
「うん」
「真似してみて」
「えっえっ、芸人の?」
「ピエロならできるでしょ」
・・・
「ひどい!チュリミどうしてそんなこと言うんだ!僕気にしてるのに」
「ごめんなさいララタ」
「うう」
「ララタ、あなたはその姿で生きていかないといけない。逆を取れば、いろんな特技を見につける才能があなたにはきっと備わっているわ」
「そんなの僕には」
「きっとあるわ、今は経験がないから自信がないだけよ」
「僕は道化」
「行きましょ、まだ中学生」

🎏🎏🎏

「かっこいいね、ルチカ」
「うん」

アユラはずっとルチカが好きだった。
将来2人の間には子が生まれる。

🏠🏠🏠

「ただいまコーン」

「みんな菖蒲湯に入るわよ」

「菖蒲湯?」
「おねいちゃん何だろうね」
姉妹

チュリミが子供達を見つめている
「こどもの日は端午の節句っていうのよ。中国から伝来してその日には菖蒲の香りで邪気を払うという行いがあるの。だからみんなで入りましょう。肩凝りや腰痛にもいいわ」

「私めっちゃ肩こりするし!」
ユーリ小学5年生

⭐️⭐️⭐️

「ためになったね」

「ラ、ララタ・・・」
「ためになったよ」
「ありがとう、ララタ」

🛀🛁🛁

ザッブーン

♨️♨️♨️

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#20240505

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