通い始めた料理教室、わたし以外男の子しかいないんですが。
まだじーっと見つめてくる。
月影くんは、突然自分の眼鏡を外し、
わたしにかけさせてきた。
「えっなんですか?!
え…あれ、見え方が変わらない…?」
すると月影くんはふふ、と笑って、
「これ、伊達眼鏡なんです。
さっき、眼鏡を拭いている間、
ずっとわたくしのこと、見つめてたでしょう?」
わたしはびっくりして、言い訳すら見当たらず、
「え、それは…すみません!」
と謝る。
月影くんは、突然自分の眼鏡を外し、
わたしにかけさせてきた。
「えっなんですか?!
え…あれ、見え方が変わらない…?」
すると月影くんはふふ、と笑って、
「これ、伊達眼鏡なんです。
さっき、眼鏡を拭いている間、
ずっとわたくしのこと、見つめてたでしょう?」
わたしはびっくりして、言い訳すら見当たらず、
「え、それは…すみません!」
と謝る。