通い始めた料理教室、わたし以外男の子しかいないんですが。
(何なの、
料理教室にいたときと大胆さが違う…)
と思っていると、月影くんが言った。
「すみません、わたくしとしたことが、
こんなことをするなんてすこし、意地悪でしたね。
あなたがあまりにも可愛らしいので、つい」
わたしは、恥ずかしくなって俯いた。
「でも…」
「でも?」
「こういう意地悪なら、好きかも、知れないです」
「素直なんですね」
月影くんはふふ、と笑った。
料理教室にいたときと大胆さが違う…)
と思っていると、月影くんが言った。
「すみません、わたくしとしたことが、
こんなことをするなんてすこし、意地悪でしたね。
あなたがあまりにも可愛らしいので、つい」
わたしは、恥ずかしくなって俯いた。
「でも…」
「でも?」
「こういう意地悪なら、好きかも、知れないです」
「素直なんですね」
月影くんはふふ、と笑った。