通い始めた料理教室、わたし以外男の子しかいないんですが。
「そうそう。君にもまた今度聞かせたいな」
「是非!」
「じゃあ、楽しみにしてて」
城下くんは悪戯っぽく笑った。
「あっ、今度こそ、帰りますね」
わたしが背を向けると、
「待って」
と城下くんが言った。
「さっきの続き、すこしだけさせて」
「是非!」
「じゃあ、楽しみにしてて」
城下くんは悪戯っぽく笑った。
「あっ、今度こそ、帰りますね」
わたしが背を向けると、
「待って」
と城下くんが言った。
「さっきの続き、すこしだけさせて」