通い始めた料理教室、わたし以外男の子しかいないんですが。
「次は、ご褒美もらえるように、
俺の言うこと聞けよ?」
「は、はい…」
(次もこんなふうにされたら、
ドキドキして死んじゃうよ…)
と文乃は思った。
「それじゃ、またな」
城下くんは笑顔で、手を振った。
俺の言うこと聞けよ?」
「は、はい…」
(次もこんなふうにされたら、
ドキドキして死んじゃうよ…)
と文乃は思った。
「それじゃ、またな」
城下くんは笑顔で、手を振った。