俺も生きたい

木のもみじ
茶色、黄色、赤色をした
木から落ちながら
綺麗な色だ

落ちる葉っぱを見ながら羽を思い出す
赤くて大きい、鳥の羽
秋にいつでも飛ぶその鳥は美しい
どの鳥よりも美しいのに彼はいつも1人
彼も俺と同じかもしれない
他人から避けられる同士
俺らは1人ぼっち
でも俺らは2人でいられる
君がそう思えば

カーカーと赤鳥は遠くへ飛んだ

風のせいで葉っぱが飛びちりながら
綺麗に感じたあの瞬間が
一瞬で消え去った

風が強くふっている
涼しく感じる風
フーフーと吹く風
滑らかな音をしながら吹いている

広い庭で掃除をしながら
きれいにしないと中へ入れないのだ
空がオレンジ色に染めながらも
俺はまだここにいるのだ
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