堅物弁護士が占い好きな私に恋を教えてくれました
アイコンは先生の横顔の写真だった。セピア色に加工されていて、とてもオシャレで素敵。
どんなアングルでもカッコよく写るのだから、イケメンは本当に得だと思う。
「とりあえず、作戦を考えた」
「作戦? もう、ですか?」
「と言っても、そんな大げさなもんじゃない」
頭の回転が速い羽瀬川先生は、この場で瞬時になにか思いついたらしい。
「疑念を抱いたままなのは嫌なんだろ?」
「はい」
「だったら、白黒つけに行こう」
先生が考えた“作戦”に耳を傾ける。
それは、私の中に残っている“孝乃原さんを信じたい気持ち”に寄り添ってくれた内容だった。
頭ごなしに自分の意見を押しつけたりしない。羽瀬川先生はそういう人だ。
どんなアングルでもカッコよく写るのだから、イケメンは本当に得だと思う。
「とりあえず、作戦を考えた」
「作戦? もう、ですか?」
「と言っても、そんな大げさなもんじゃない」
頭の回転が速い羽瀬川先生は、この場で瞬時になにか思いついたらしい。
「疑念を抱いたままなのは嫌なんだろ?」
「はい」
「だったら、白黒つけに行こう」
先生が考えた“作戦”に耳を傾ける。
それは、私の中に残っている“孝乃原さんを信じたい気持ち”に寄り添ってくれた内容だった。
頭ごなしに自分の意見を押しつけたりしない。羽瀬川先生はそういう人だ。