闇にまぎれた蛍








「知るかよ。ただ、生徒の力を知っていたほうがいいと学園側が思ってんじゃねぇか?」


「……なるほど」









奏の言ったことに素直にうなずく私







……あれ?でも………それだったらヤバくない?





私は女だけど……ここでは男………






つまり……











着替えるのなら男子と一緒!?






「…………」






ガタッ





「披露?」


「……俺、サボるわ」








そう言って私はそうそうに教室を出た









……唖然としている奏を置いて………









< 104 / 244 >

この作品をシェア

pagetop