闇にまぎれた蛍
「通り魔事件?一応知ってるけど、そんなの私に関係ないじゃん」
いきなり何言ってんだが、そんな普通の人間が起こしている事件なんか、ハンターの私には関係無いし
「実は……その通り魔事件は、もしかしたらヴァンパイアの仕業かもしれないんだ」
「!!何だって!?」
私はすぐさま晴十に向き直った
「……まだ、確信とは言えないけど………僕が見た所ヴァンパイアの仕業だと思う」
「そう……わかったわ。私が囮になって…」
「いや。それはやめといた方がいい」
晴十は私の案をすぐさま否定した
「……何でよ」
私は不機嫌さむき出しで晴十に言った