闇にまぎれた蛍
私と奏は二人で色々とくだらないことで話が盛り上がっていた
その間も次々といろんなヴァンパイアが走ったりボールを投げたりしていた
私達のクラスはまずは走るものらしい
……どうでもいいけどね
「六秒三……次、明賀披露と蒼牙奏」
「あっ?次俺達か?」
「みたいだな」
私と奏はスタートラインに立った
すると、いっきに周りにギャラリーが集まった
……ウザい………
しかも、純黒血者の三人まで見に来てるし!!
……これはマジで走っちゃいけないな。茨鬼流史も見にきてるんだし………