闇にまぎれた蛍







キーンコーンカーンコーン








そんなふうに考えながら奏と話していたら、チャイムがなってしまった






「おっ、始まったか。じゃ、終わったらまた一緒に帰ろうぜ?」


「おう。後でな」








奏は最後にニッと笑って前を向いた









ガララと、ドアを開けて入ってきたのは……










「!?」








う……そ……










入ってきたのは普段はかけない眼鏡をしている………










晴十………










私はびっくりして口をポカーンとしてしまったけど、慌てて元に戻した









キョロキョロと辺りを見渡してみても誰もこっちを見てなかった







……よかった………










< 117 / 244 >

この作品をシェア

pagetop