闇にまぎれた蛍
だからといって私は掃除を進んでしようとは思わないよ?
だってめんどくさいじゃん
「じゃあまず、ヴァンパイアの歴史の教科書を読んでいきます」
そう言って晴十はゆっくりと席の間を歩きながら話し始めた
ちょうど私の横を通りすぎる時に小さな紙が置かれた
「………?」
私が不思議に思っているのが分かっているくせに、晴十はそのまま読み続けていた
私は誰にも見られないようにこっそりと紙を開いた
「…………」
なんだ……こんなことか………
てか、これくらいならメールですましてよ!!