闇にまぎれた蛍
†事件のカケラ†
ー・ー・ー・ー・ー・ー
「はぁ………」
思わず溜め息が出た。今、私は家の前に立っていた。早く入ればいいのにさっきから奏のことが頭から離れない……
もぉ~!!深く考えるのはや~めた!!
奏が傷ついても夜魅として、もう会うことはないんだ!!
どうでもいい!どうでもいいんだ!!
私はそう思うとポケットから家の鍵を出して開けた
「ただいま~……晴十~いる~?」
私は晴十がいると思われる書斎に向かった
書斎のドアの前に来たので一応ノックをした
コンコンッ
「晴十。入るよ」