闇にまぎれた蛍









私……早く奏のとこ行きたいんだけど………






「あなた……」






いい加減私もイラついて来たので、撒こうかと考え始めた時、女の子が口を開いた






喋り始めたので仕方なく聞く体制に入ったら、女の子はものすごい驚き発言をした







「………結構イケるわね」


「……はぁ?」


「どう?私の愛人候補にでもなってみない?」








私は驚いて口をポカーンと開けてしまった







……いや………だってさ…愛人候補だよ?婚約者じゃないんかい!(突っ込む所はそこかい!!)







私が驚いて女の子を見ていると、女の子は思い出したように手を叩いた







「そういえば、私の名前を教えて無かったわね。私は零垣雪〔レイガキ セツ〕よろしく」


「あっ……俺は明賀披露。よろしく……」








って、私ったら何自己紹介してんのよ!!







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