闇にまぎれた蛍
「トップ3……?」
「ああ。全員純黒血者で、かなり美しいっていうぜ?オレは茨鬼さんしか知らねぇけどな」
「ふーん……」
この学園に純黒血者が三人……わがままな貴族をまとめるためだとしても、ちょっと多すぎないかな………?
……部屋に戻ったら晴十に電話しよう
そんなことを考えながら奏と話していると、先生が入って来た
「あっ、先生が来ちまった。んじゃ、とりあえず座るな。……隣りだけど………」
「ハハッ」
その後、先生の話をあらかた聞いたあと、各自寮に戻ることになった
ヴァンパイアの学校……まだまだ私の非日常は始まったばかり……
出来れば悲しいことにならなければいいけど………