闇にまぎれた蛍









奏がなぜ人間を毛嫌いしているのかはわからない。だって私には心を見る事なんて出来ないもん






……だから、今は無理でも今度聞こう。今度はハンターとして………暗哉夜魅として







「さっ、聞きたい事は聞いたんだろ?部屋に戻ったらどうだ?」


「……ああ。そうする。………変な事聞いて悪かったな。また明日」


「別にいい。ゆっくり休めよ?」


「おう。おやすみ」









奏は私の部屋からやっと出ていった






はぁ……やっと帰った………奏といるとなぜか緊張しちゃうんだよね……だって、奏ってすっごくカッコいいんだもん………







って、そんなこと考える前に晴十に電話しないと!!









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