闇にまぎれた蛍









私は携帯から晴十に電話した






プルルルッ………プルルルッ……





ガチャ



「もしもし?夜魅どうした?なんか進展あった?」


「……進展っていうか、ちょっと聞きたいんだけど………」


「聞きたい事?何だい?」








私はとりあえず今日起こった事を晴十に報告した




「……なるほど…そんなことがあったんだ………」


「まぁね。その子は大事にはいたらなかったけど、あの痣は絶対牙のあとだよ!間違ない!!」







私は手に力を込めて言った





「……まぁ………夜魅が言うのなら間違いないと思うけど……聞きたい事って何?」


「あっ。忘れてた」







すっかりさっきの事件を話すのに必死になってた……汗






< 50 / 244 >

この作品をシェア

pagetop