闇にまぎれた蛍
もう一人の方は白に近い金色の髪を軽くたたせていて、男にしては少し大きめの深い青色の瞳。左目には泣きぼくろがある
身長はあまり高くなく150センチちょっとくらい
少し生意気そうな目に、女っぽい顔つきだけどやっぱりこいつも美しかった
……でも、なんでこの三人が私の部屋に………?
初日から目立ったことは起こしてないと思うんだけど………
とりあえず向こうの出方を伺ってみようかな?
「何の用ですか?」
「いや~……ちょっと明賀くんに話したいことがあって………よかったら入れてくれない?」
そう言って小首をかしげた紅い目のヴァンパイア
……中に入れるのか………ちょっと危険だけど入れないと怪しまれるよね……?
「いいですよ。さぁどうぞ」