闇にまぎれた蛍
しばしの沈黙………
てか、私お風呂に入りたいしご飯も食べたいし、それに……早くこの男装をときたいんだけど………
早く帰ってくれないかな……
なーんて願っていたら、茨鬼流史は急に私をジッと見てきた
「……なんですか?」
「……一つ聞かせろ。………おまえは………いったい何者だ…?」
!!
こいつ……気付きかけてる………!?
……でも、ここで動揺を見せたらいけない。あいつだってまだ確信とまではいってないみたいだし
「何言ってるんですか?確かに俺は学園長からの使いみたいなもんだけど、茨鬼さん達と同じヴァンパイアですよ?なんでそんなこと聞くんですか?」