闇にまぎれた蛍
確か授業が始まるのが八時からだよね……?
今の時間は……ほっ…まだ六時だ
「奏。俺はとりあえずジョギングを再開するが……おまえはどうする?」
私はケイタイを閉じて奏に言った。奏は少し考える素振りを見せてから答えた
「オレは……とりあえず部屋に戻る」
「そうか。じゃ、また後で」
「ああ」
私は奏とわかれて今度はきちんとジョギングを始めた
その後、七時ぐらいに部屋に戻って制服に着替えた
それでもやっぱり時間が余ったので暇潰しに奏の部屋に行って、しばらく話した後一緒に学園にいった