あの夏私は君の心で生きていた

エピローグ

生まれる前は目が見えていた。
小さい頃車に轢かれたらしい。
私は目が見えなくなってしまった。
私の名前は江色 笑美
私は中学生になった。
目が見えないと言えば真っ暗の世界を想像すると思うが、私の世界は真っ白だった。
私は目が見えないことで特別扱いされていたんだ。
そんな私は平凡な生活を送ることを夢見ていた。
だが、私は余命宣告をされた。
20歳まで生きれるか、保証されないと...
この夏私は出会ってしまったんだ。
私の運命の死神に、
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