花火に目がくらんでオチテいく
ーーーー……



「トワくん、トワくん……」

「今日はもうしないよ。あんずちゃんの体が大切だから」

「やだ……苦しいの。お願い……」

「僕だって苦しいんだよー我慢してるんだからー」

「我慢しないでいいから……頭おかしくなっちゃう」

「ああ、もう。かわいすぎるよ。じゃあ、たくさん気持ちよくなろうね」



ーーーー……



私にとって、トワくんはまぶしすぎて。

たくさんの人を魅了する花火のよう。

だけど、それは長くは続かない。暗い闇の夜空に戻る。


私はその暗い闇の夜空にオチタ。


もう束縛されても構わない。
彼の愛しかたを受け入れた。





「トワくん、大好き」





























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