文芸の森 カフェラテプリンの日常

紙飛行機

 優しい風が吹き抜けていくあの空を
誰にも邪魔されず、何にも惑わされずに飛んでいく。
 昭和の歌が似合うあの人の元へ、
ぼくの思いを載せて飛べ。

 格好のいいことは言えないけれど、
ぼくは君が好きだった。
その素直な気持ちだけを載せて
紙飛行機は飛んでいく。
 あの青い空を何処までも何処までも。
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