私に一途すぎるお隣さんが、ついに溺愛を始めちゃう話。
「……わかりました」

肩を掴まれて、少し距離ができる。


「じゃあ、俺のこと、恋として好きになってもらえばいいんですよね?」

「う、うん……?」

「これから絶対に惚れさせてみせます。覚悟しといてください」

「は、はい……?」

「今日はもう行きます。何かあったら連絡してください」

「わ、わかりました……?」


出て行った美里くん。


……いい匂いだったなぁ。

って!私気持ち悪いこと考えないの!


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