DREAM WORLD
MEETING





「こんにちは。
えっと…琢磨君だよね?
お母さんからよく話を聞いてるよ。」

「そうですか。
感じのいい人で良かったです。
再婚相手ってドラマとかだと
眼鏡かけてる感じの悪い
サラリーマンが多いですから。」

「そうだね。
あっ。望入りなさい。

琢磨君。望っていうんだ。
琢磨君と同じ学年だから
仲良くしてあげてな。
望挨拶は?」

「どーも。」



そう言って部屋に入っていった。



「…感じ悪くてごめんな
いつもあんな感じなんだ。」

「いつもですか?」

「あぁ。
心を閉ざした気の難しいなんだ。
俺じゃあいつを変えれない。
琢磨君があいつを変えてやってくれ。
お願いするよ。」

「はぁ、頑張ってみます。」




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