君との夏
Side 凛空

月日が経つのはあっという間で今日は12月23日(水)


俺は凛空…今日から1ヶ月育休を取った!
職場に結婚した事。嫁とデキ婚した事。嫁のお腹に双子を授かってる事。全てを話したら「1人の子育てでも大変なんだから旦那として手伝ってあげなさい」と言われ取れた

今日は虹雫が入院する日俺はステップワゴンを走らせて亀田総合病院に向かう

ステップワゴンの後ろの左右の席にはチャイルドシートをつけてある

しばらくして着いて診察を終え、コロナ検査を俺も虹雫もして。病室に案内された。

しばらく病室で話して…今日は岩橋家に泊めてもらうことになってるため岩橋家に帰った


「おじゃまします。」

乃利子「もう。自分の義実家なんだから…ただいまでいいんだよ?」

「あ、はい!ただいまです。」

乃利子「おかえり。明日何時頃行くの?」

「虹雫から連絡き次第向かいます。」

乃利子「明日は休みだけど12時半から亀田総合病院に私が行かなきゃ行けなくて…家にいないからね?」

「分かりました。」

俺は虹雫の部屋に寝ることにした。虹雫の部屋は15帖だから落ち着かない

勝浦市だと田舎だけど田舎にしては大きい家。

空叶くんが来て…

空叶「凛空?明日何時頃出ていく予定?」

「虹雫はお昼からだと言ってたのでお昼くらいに出て向かおうと思ってます。」

空叶「そうなのか…凜空は午前中だって言ってたからのんちゃんを送りながら行こうと思ってるんだけど…この家の鍵持ってる?」

「今使ってる車虹雫のなので虹雫のキーケースですし家の鍵付いてますよ」

空叶「それなら良いんだけど…鍵閉めて行ってくれ!?後凛空はこの一週間仕事だよな?」

「はいっ。了解です。俺…1ヶ月育休貰ってます。」

空叶「1ヶ月休み貰えたとか羨ましいんだけど…俺なんて今日明日しか貰えなかったんだ!だから帰ってくる時休み貰えないんだよな!どうしよーかと思ってんだよ。土日祝しか休みねーし。」

「それなら、俺凜空さんも迎えに行きますよ?」

空叶「良いのか?それだと虹雫嫉妬すんじゃねー?」

「しますね。けど、お兄さんが休み取れないから頼まれたって言えば大丈夫ですし。子供たち寝てから二人の時間もうければなんとなると思います。」

空叶「それなら頼むわ!」

「了解です。」

そして、お風呂に入り眠りにつき翌日朝8時に起きて歯を磨き髪を整え着替えて行く準備をした

お兄さんとのんちゃんはもう出て行った。虹心ちゃんと天翼くんも学校に行った。カズさんも仕事。


10時半になり戸締りをして家を出て鍵を閉めて車に乗り頼まれていた母乳パット×2と哺乳瓶と哺乳瓶の乳首(新生児から使えるやつ)と搾乳器を買いに鴨川のドラックストアに向かい走る

そして、ドラックストアに来てそれらを買ってダイソーに行き虹雫の好きなピュレグミとかむかむレモンを買ってマックに来て軽く食べてたらちょうどいい時間。

しばらくして…14時になった頃

" 𝓝𝓵𝓷𝓪 " 産まれたよ。15時になったら来て "既読

" 𝓡𝒾𝓴𝓾 " お疲れ様!産んでくれてありがとう!"既読

" 𝓝𝓵𝓷𝓪 " うんっ!昨日入院した時のように来て?3階だからね?インターフォンならしてね?"既読

" 𝓡𝒾𝓴𝓾 " わかった!"既読

そして、時間あるしドライブして…15時になるから亀田総合病院に向かい。15時過ぎに着いて車を止めて中に入り入室カードを貰いエレベーターで3階に上がり虹雫に言われた通りインターフォンを鳴らす

『はいっ!』

「上地虹雫の夫ですけど…面会に来ました!」

『入室カードお持ちですか?』

「はいっ!持ってます」

『お入りになってください』

入室カードをかざし入った

" 𝓡𝒾𝓴𝓾 " 休んでる所ごめん。着いた!"既読

" 𝓝𝓵𝓷𝓪 " 大丈夫だよ。310号室"既読

310号室に向かう。

しばらくして中に入る事に

トントン

「入るぞー?」

虹雫「凛空ちゃん。会いたかったぁ。」

「可愛いな〜。お疲れ様!産んでくれてありがとう。」

虹雫「もう。泣かせないでよ」

トントン

看護師「失礼します。赤ちゃん連れてきますか?もう少し2人でいますか?」

虹雫「赤ちゃん連れて来て良いんですけど…全て機械外して貰えます?後尿道の管も」

看護師「外しちゃうと痛いですよ?」

虹雫「大丈夫なので…外して下さい。外さないと自分出抜きますよ?」

看護師「わかりました。抜きますね。」

とベテランの看護師っぽいので優しく虹雫の体についてる機械全てを抜いてくれていた

看護師「酸素マスクは置いておきます。苦しくなったら付けてくださいね?」

虹雫「分かりました。あざます。」

全てを外して痛そうにしてる訳じゃなく平気そうにしてる虹雫!普通麻酔抜くと痛いはずだよな?

看護師「赤ちゃん2人同時に連れて来て大丈夫ですか?」

虹雫「はいっ。大丈夫です。」

看護師が出て行き…

「虹雫?痛くないの?」

虹雫「うんっ!平気少し痛い程度だから…ロキソニン飲めば余裕で耐えれる痛みだし」

「そっか…虹雫?」

虹雫「ん?なに?」

「愛してるよ」

虹雫「ウチも愛してるよ。凛空ちゃん今日どうした?」

「いや。甘えたくなった。」

虹雫「凛空ちゃん?キスして?」

「んっ。いいよ」と軽くキスしてあげた

俺が離れて少ししてから

トントン

看護師「失礼しまーす。赤ちゃんたち連れてきました」

虹雫「ありがとうございます。」

看護師「何かあったらナースコール鳴らしてください。赤ちゃん戻すタイミングもナースコールでお願いします。ごゆっくりどうぞ」

「ありがとうございます。」

虹雫「凛空ちゃん?名前なんだけど…もう決めたよ!」

「何にするんだ?」

虹雫「ナギくんとアオくん」

「いいじゃん。漢字は?」

虹雫「書くね?」とスケジュール帳の後ろの方に書いてくれた虹雫!

凪海(ナギ)蒼海(アオ)と書かれていた


虹雫「どうかなぁ?」

「めっちゃい〜。」

虹雫「気に入ってくれて良かった。」

「出生届後で書いてくれるか?明日区役所に提出してくるからさ」

虹雫「うんっ!わかった!お願いね」

赤ちゃんと触れ合いながら写真撮ったり動画撮ったりして楽しんだ

そして、ナースコールを鳴らして赤ちゃん戻してと言うと看護師が来て連れて行ってくれた


虹雫は出生届を書いてくれた。書き終えてから。


虹雫「凛空ちゃん?さっきと違う長めのキスしたい」

「いいよ。」と言い

俺はベッドに座り…軽いキスから舌を口に入れたりして濃厚なキスをしてやった

濃厚のキスをして首筋にキスマークを付けてやった

反応がめちゃくちゃ可愛すぎる。

そして、俺は出生届を持ち帰る事にした。

「ゆっくり休めよ?」

虹雫「うん」


病院を後にして家に帰ってきた。

のんちゃんに双子の写真を見せた

翌日、花見川区役所に来て出生届を提出した


それから月日が経ち虹雫と凜空が退院する日

今日は12月30日

のんちゃんにも着いて来て貰った。


そしてそして、迎えに来てから車に乗せてあるチャイルドシートにそれぞれ子供たちを乗せて走らせる


なぜのんちゃんにも来て貰ったかって?

凜空も虹雫も双子だからそうなると4人人が必要だから

荷物をあらかじめ先にのんちゃんと運んでおいたし支払いも空叶くんに凜空のも頼むとあらかじめ貰っていたので2人分の支払いを済ませたし忘れ物なし


家に向かい走る。

しばらくして家に着きみんなの集まるリビングにベビー布団4枚敷いて行ったためそこに4人を寝かせる

乃利子「そーいえば名前何にしたの?」

虹雫「ウチの子たちはこっちが凪海(なぎ)こっちが蒼海(あお)にしたよー!」

凜空「ウチの子たちはこっちの子が遥空(はく)こっちの子が笑空(わく)にしました!」

乃利子「4人とも男の子だもんね?大きくなって集まったら大変そうだな〜」

「大変どころじゃないでしょ!」



Side 虹雫


月日が経ち今日は1月26日(火)今日は1ヶ月検診の日で1ヶ月から使える双子用ベビーカーを使って検診に行くことにした

車にベビーカーを積んで行く

今日はお兄ちゃんも休みを取ってるため
お兄ちゃんと凛空が運転して2台出来ている

いまさっき病院の駐車場に着いて

ベビーカーを出して子供たちを乗せて
マザーズリュック(オールブラック)を背負ってマザーズリュックとセットになってたショルダーバッグ(オールブラック)を背負って病院の中に入る

小児科に凪海と蒼海の診察券と医療券と保険証を出した
そして、だいぶ時間がかかるとの事なので先に産婦人科に行き自分の検診もするから診察券と保険証と母子手帳の中にある1ヶ月産後検診の紙を書いて出した

「凛空ちゃん?ウチ行ってくるけどこの辺に居る?」

凛空「うん。リュック貰うよ。」

「わかった!はいっ!じゃぁ、行ってくる」

凛空「はいよ」

産婦人科の待合室に入り

2分後

??「上地虹雫さん?2番の診察室へどうぞ?」


「はいっ!」

担当医「旦那さんと子供たち呼んで来て?」

「えっ!あ、はいっ!」

診察室を出て凛空ちゃんの所に行く

「凛空ちゃん?旦那さんと子供たちもだってさ」

凛空「マジか!」

ベビーカーを押して戻って話をする

話し終えて途中で内診をしにウチだけ行って戻って来てベッドに横たわり傷口を見る

担当医「内診も傷口も問題ないですね。性行為はするなとは言わないですけど後2ヶ月はせめて避妊してくださいね?いいですか?」

「はいっ。」

担当医「2人ともまだ若いからね?でも、私はちゃんと旦那さんも含めて頑張ってくれてるみたいだし安心しました。これからも頑張ってください。おわります。」

診察室を出て診察券などを返してもらい

小児科に来て1分後

??「上地さ〜ん?上地凪海くん?蒼海くん?」

「はいっ!」

??「体重測るので来て下さい。」

凛空ちゃんも含めベビーカー事来た


そして、身長体重を測るのとに

凪海→ 身長(46.7cm → 53.7cm)
体重(1965g → 2060g)

蒼海 →身長(46.5cm → 53.5cm)
体重(1956g → 2050g)

2人とも順調!診察も終えて順調と言われた!支払いも終えて


勝浦の家に一足先に帰ってきた

凛空ちゃんの休みも明日で終わりだから明日の昼間に家に帰ることにした。

のんちゃんが14時過ぎに帰って来た

「ねぇ。のんちゃん?明日の昼間に海幕の家に帰るね?これ、少しだけど1ヶ月お世話になったから…」

乃利子「良いってそんなの…」

凛空「俺も人並みに稼いでますけど…男の俺より虹雫は稼いでるので…在宅ワークでパソコンやスマホでやってるので妊娠中でも病院でもやってるのでのんちゃんが聞いたらビックリする金額を1ヶ月稼いでるんですよ?だから、大丈夫ですよ?貰って下さい。」

乃利子「そうなの…じゃ貰っておくね?」

「うんっ!」

しばらくして虹心が帰って来て…天翼が帰って来て…カズさんも帰って来た

虹雫と天翼にもお小遣いをあげて
カズさんにはお酒をプレゼントした

そして、お風呂に入りご飯を食べて寝た


翌日朝5時に起きて母乳を飲ませてミルクも飲ませて

ゲップさせて…寝かせて着替えさせて…自分も着替えて…準備を終えて虹心と天翼を見送り

9時半に家を出た…玄関の鍵を閉めて車に乗り帰る

凛空の運転で助っ席に乗った!

コンビニ寄ったりしてていまさっき家に到着

現在時刻11時25分です。


子供たちをベビーベッドに寝かせて

ベビーカーを部屋に入れて荷物を持ってリビングに来た


ベビーカーは収納部屋があるためそこに入れた

収納部屋というか…玄関から繋がる部屋で玄関と繋がっていて…お客さんが来たらそのスペースを閉めれる部屋

玄関も一軒家でも結構広々とした空間になってる
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