甘すぎる幼馴染に砂糖漬けにされる

後ろから聞こえた大好きな声に振り返る。


「...はるくん!!」


はるくんと、彼の友達の男の子がいた。


はるくん、さっき女子3人組に誘われてたのに、
わざわざ断って来てくれたの...?


「...っ、く、組みたい!
 優愛ちゃん、だめかな...?」


「いいよ!
 ...紫乃の可愛いところ見られそうだし。
 よろしくね、天野くん。」


やった...!はるくんと同じ班だ...!


「優愛ちゃん、紫乃ちゃん、
 俺、波瑠の友達の西村(にしむら) 祐二(ゆうじ)。よろしくねー。」


はるくんとよく一緒にいる、西村くんだ。


「よろしくね〜。」


「よろしくお願いします!西村くん!」


私も優愛ちゃんに続いて挨拶をする。


「...なんで”紫乃ちゃん”って馴れ馴れしく
 下の名前で読んでるの?西村。」


はるくんがにっこり微笑んで西村くんの
肩に触れた。


...?はるくん目が笑ってない... 。
西村くんに怒ってるのかな...?

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