甘すぎる幼馴染に砂糖漬けにされる
か、顔がち、近すぎる...っ
はるくんの整いすぎているお顔が、覗き込んできていて
私は内心大慌てだ。
「そうじゃないなら、何?ちゃんと言って。」
拗ねたような顔で詰めてくる。
うぅ... 。
こんなに私は心臓バックバクなのに...
なんでもっと近づいて問い詰めてくるの
はるくんの鬼ぃ...!
「...いや、あの、なんていうか、
ほら、もう私達子どもじゃないんだし、
お母さん長期出張でいないから
二人きりになっちゃうし... 。」
ちら、とはるくんの顔を見て言葉を続ける。
「は、はるくんかっこよくなりすぎてるし、
一緒に暮らすとか私の心臓が危ないっていうか... 。」
〜っ!もう私何言ってるの!?
素直に言い過ぎてしまった私は
はるくんの顔が見られなくてうつむいた。
顔があっつい... 。