社長とは恋愛しません!
「子供って、もう25歳で立派に社長を、務めていらっしゃいますよ。」

「まだ25歳だろ。俺達30を超えた大人とは違う。」

すると、副社長は手を伸ばし、私の腕を掴んだ。

「何ですか?急に!」

「ねえ、柚季君とはどんなセックスしてんの?」

そう言うと、副社長は私を抱き寄せた。

「きっと、お子ちゃまの技なんだろう?」

「止めて下さい!」

私は副社長から離れようとしたけれど、男性の力の方が強かった。

「俺だったら、毎晩君を満足させられるよ。」

「それ以上言うと、セクハラですよ!」

私がそう言うと、副社長はパッと腕を放した。

「やれやれ、口説くと直ぐセクハラだって。」

「内容に性的なモノが含まれてますからね!」

私はスカートの埃を払うと、自分のデスクに戻った。

「30を超えて、何言ってんの。」

「30を超えていても、そういうモノは嫌です!」

「何純情ぶってんの。夜は柚季君に、散々抱かれてるくせに。」

私は、副社長を睨んだ。
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