社長とは恋愛しません!
そして、シャツのボタンを一つ一つ外して、下着の上を指がなぞる。

「はぁっ……」

直接触れられるよりも、下着の上からの方が、ゾクゾクする。

「社長室で、Hするのもいいね。」

「えっ?」

あっという間に、下着を脱がされて、柚季君のモノが私の中に入って来る。

「あっ!」

「さあ、教えて。じゃないと、動くの止めるよ。」

「いや……意地悪……」

こんなに気持ちいいのに、止めるなんてそんなのできない。

「だったら、言って。何で悩んでいるのか、聞きたい。」

お互いスーツで、Hしている。

見つめてくれている柚季君の表情が、艶めかしい。

もう、駄目だ。

「……副社長に、柚季君とは結婚できないよって、言われて。」

「明彦さんに?」

「今まで柚季君と付き合っていた女の子は皆、家柄で両親に断られているって。」

柚季君は、私をぎゅっと抱きしめてくれた。

「私も一般家庭だから、ご両親に認めて貰えない。だから……」
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