社長とは恋愛しません!
「仕事?」
『ウチの会社で、秘書をしてくれないか?』
「お断りします。今の会社で、満足していますので。」
そう言って、電話を切った。
ふーっと、息を吐く。
「景子さん?」
階段の下から、柚季君が私を呼んでいる。
「今、行く。」
私はスマホを片手に、階段を降りた。
「随分短い電話だったね。」
うっ、そこまで気づくなんて、さすが社長になる人は違う。
「あー、飲みに行かない?って誘われたんだけど、断ったの。」
「何で?」
「だって、柚季君と一緒にいたいもん。」
その時の、柚季君の笑顔。
あー、やっぱりはまるなぁ。
「柚季君はさ、もし私が他の会社で働いていたら、どう思う?」
「うーん。」
考えながら柚季君は、ドライヤーの電源を、コンセントに差し込んだ。
「率直に、会う時間は減るよね。」
『ウチの会社で、秘書をしてくれないか?』
「お断りします。今の会社で、満足していますので。」
そう言って、電話を切った。
ふーっと、息を吐く。
「景子さん?」
階段の下から、柚季君が私を呼んでいる。
「今、行く。」
私はスマホを片手に、階段を降りた。
「随分短い電話だったね。」
うっ、そこまで気づくなんて、さすが社長になる人は違う。
「あー、飲みに行かない?って誘われたんだけど、断ったの。」
「何で?」
「だって、柚季君と一緒にいたいもん。」
その時の、柚季君の笑顔。
あー、やっぱりはまるなぁ。
「柚季君はさ、もし私が他の会社で働いていたら、どう思う?」
「うーん。」
考えながら柚季君は、ドライヤーの電源を、コンセントに差し込んだ。
「率直に、会う時間は減るよね。」