社長とは恋愛しません!
「あっ、ごめん。もう少し繋がっていたいけど、もうダメだ。」

柚季君の腰が、激しくなる。

二人で一気に最後までイッたけれど、息が上がって動けない。


「やっば。今までの年上のお姉さんとしか、思ってなかったのに。急に部下だと思うと、燃える。」

「えっ……」

柚季君が、私を見降ろす。

「今度は、どんな設定で、セックスしようか。」

柚季君の笑顔が、咲き誇る。

「ははは……」

「景子さん?」

そして私は、柚季君を抱きしめた。

「うん。何か違う設定がいいよね。」


柚季君とは、仕事のパートナーで、プライベートもパートナー。

それが、一番いい。

「ずっと一緒にいようね、柚季君。」

「うん。当たり前だよ。」

少しの変化ぐらいで、私達が揺らぐわけがない。

私達の絆は、強いモノなんだ。
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