社長とは恋愛しません!
ううっ!反則だ!そんなの嘘だ!

私は社長と、反対を向いた。

「なんでそんなに、警戒するの?」

「社長が、いつもと違うからです。」

と言っても、ここ数日しか、社長の事見ていないけれど。

でも、どう考えたって、年上の女を弄ぼうとしている!


「そう言えば、仕事とプライベートは、分けたいって言ってたな。」

「そうです!」

そうよ。私は2度と、過ちを犯したくない。

「俺と、タクシーに乗ったのは、プライベートじゃなかったの?」

「それはっ!」

顔が赤くなる。

社長を仕事抜きで見ると、モテるシュガーボーイにしか見えない。

駄目!そんな目で見たら駄目!


「……仕事です。社長を無事送り届けるのも、秘書の仕事なので。」

「何でも仕事にするんだな。」

社長の顔が近づく。

ヤバイ、キスされる。
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