社長とは恋愛しません!
柚季君の顔が近づいてくる。

「景子、愛しているよ。」

「私も。」

唇が重なる。

何度も、重ねてきた唇だけど、今日は特別だ。

唇が離れると、柚季君が微笑んでいる。


この笑顔に、私は惹かれたんだよね。

その瞬間、ポロッと涙が零れた。

「どうしたの?泣いたりして。」

「ううん。何だか、嬉しくて。」

後ろでお父さんが、拍手をしてくれている。

すると柚季君が、私の涙を拭ってくれた。


これからも、ずっと一緒に歩いて行こうね。

柚季君。


ー End ー

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