社長とは恋愛しません!
「今夜、俺の家に来ない?」

「あっ……」

ドキドキが止まらない。

キスした二人が、家を訪れるなんて、する事決まってるじゃん。

やだ。私、下着大丈夫かな。

途端に、下着の心配をし出した。

「ねえ、景子さん。」

「あっ、はいっ!」

書類の端から、社長がこっちをじっと見ている。

もう、ドキドキが止まらない。

「はい。行きます。」

「やった!」

社長は、ガッツポーズをしている。

何て、可愛いんだろう。


「楽しみにしていてね。」

「え、ええ。」

楽しみって、楽しみって、何を~!!

期待しちゃうよ、私。

いっそ、昼休みの時間を利用して、下着を買いに行きたい。
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