キミの隣は特別席
優一side
-日曜日-
「お久しぶりです。灘崎社長。」
通された豪華な部屋で待っていると、やっと灘崎社長が出てきた。一言で言うと中年オヤジだ。
「奈津穂とのことで来たのだろ?」
社長は向かいソファーに腰掛けながら言った。
「それもありますが…奈津穂さんには出てもらいたいのですが、いいですか?」
堂々と俺の隣に座った灘崎を見ながら言った。
「いいじゃないですか」
甘えたような気色悪い声で言う灘崎。
お前がいない方が話しやすいんだよ!空気読め!
灘崎には部屋を出て行ってもらった。
「君に一つ聞きたいことがある。」
と灘崎社長。
「なんでしょう?」
「君のお兄さんである春沢会長はどうして奈津穂のことを認めてくれないのかね?」
「俺から兄に婚約とかそうゆう関係、全て断るように言ってるからです。」
兄貴が認めないのが許せないのか?絶対OKしてくれないぞ、兄貴は。
「それより俺がここにきたのには理由があります。」
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-日曜日-
「お久しぶりです。灘崎社長。」
通された豪華な部屋で待っていると、やっと灘崎社長が出てきた。一言で言うと中年オヤジだ。
「奈津穂とのことで来たのだろ?」
社長は向かいソファーに腰掛けながら言った。
「それもありますが…奈津穂さんには出てもらいたいのですが、いいですか?」
堂々と俺の隣に座った灘崎を見ながら言った。
「いいじゃないですか」
甘えたような気色悪い声で言う灘崎。
お前がいない方が話しやすいんだよ!空気読め!
灘崎には部屋を出て行ってもらった。
「君に一つ聞きたいことがある。」
と灘崎社長。
「なんでしょう?」
「君のお兄さんである春沢会長はどうして奈津穂のことを認めてくれないのかね?」
「俺から兄に婚約とかそうゆう関係、全て断るように言ってるからです。」
兄貴が認めないのが許せないのか?絶対OKしてくれないぞ、兄貴は。
「それより俺がここにきたのには理由があります。」
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