キミの隣は特別席
バックからノートパソコンを出して、机の上に置いた。

そして画面を灘崎社長に見せた。



「なんだいこれは?」

知らないフリするつもりか?


「わからないんですか?簡単にいえば、あなたの会社の収入です。かなり赤字ですね?」

社長は顔を歪めた。

「それからこちらの画面見てください。」

見せた画面は…


「なぜ黒字なんですか?どうみても、隠蔽ですよね?」

最初の画面と似ているが、赤字から黒字に書き換えられている。



「これが本物だと言うのか?」

社長は嘲笑して言った。







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