キミの隣は特別席
「あの時は流石に俺も怖かった。あんなに怒る兄貴見だの初めてだったからな」
「あの時っていつよ?」
と優一に聞く。
「兄貴が使用人を辞めさせた時だよ。
義姉さんと結婚するって決めて一緒に住みだしたんだ。」
相打ちをしながら聞いた。
「昼間、兄貴は会社で俺は学校で、家に義姉さんと使用人だけでさ…
住みだしてしばらくたった時、義姉さんの様子がおかしいのに気づいたんだ。」
「優輝兄さんは亜季さんが使用人に陰口言われているのを知って、使用人全員を呼んで叱った上に、クビにしたのよ。」
と雪音ちゃんが優一の続きを言った。
「それだけ、お兄さんは亜季さんが好きなんだね」
と絢が言った。
「こっち準備できたよ!」
と松堂が早く早くと感じで言った。
「もって行こっか?」
お肉とかをテーブルに持っていった。
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