キミの隣は特別席

「あっ!」

「どうしたんだよ?」

あたしがいきなり声をあげたのに周りが驚いた。


「絢!家に電話しなきゃ!」

「あっ…忘れてた。」

絢?!

「ちょっと電話してくる。」


家に電話をして、夜ご飯いらないと言った。絢は涼先のことが気になるのか、きつく何かを言っていた。


そんなに心配なのかな?好きだから気になるのかな?



優一たちがいる方を見ると3人で仲良く何か話していた。

…優一のあんな姿見たことないな…楽しそう…


「マナちゃん?電話済んだよ。」

「あっ、うん。戻ろっか?」







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