キミの隣は特別席

「俺たちが付き合ってないと?なぜそんなことを?」

一個も動揺した様子がない…

「だって、雰囲気から恋人同士ではない…あと、話聞いたのよ。」

「話?」

「お昼の時や帰り道の話を聞いたの。」

…会話聞いてたら、付き合ってないと思うよね

「はぁ…マナどうする?」

ばらすって事?そんなことしたら、周りにも…
あたしたちの努力が水の泡だよ!!




「あたしと優一は…付き合ってます!!」





気づいたら大声でそう言っていた。

「そうゆうことですから。もういいですか?」

優一に手を引かれて部室を出た。


なんであんなことを言ったんだろう?




「マナちゃん!」

雪音ちゃんと絢、松堂が立っていた。

「何話していたの?」

と雪音ちゃん。

「仲を疑われたんだよ。」

「でも、大丈夫だったよ!」





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