キミの隣は特別席

「待たせたな。」

少し大きめな袋を持って戻ってきた。

なんだろ?

「マナ、雪音の所に行くぞ」

「うん」

優一の横を歩いて、車に乗った。

ご近所だって言っても結構距離あるもんね!車か自転車に行かないと






「いらっしゃい!」

雪音ちゃんと松堂が出てきた。

「お前ら準備できてる?」

「もちろん!」

笑顔で雪音ちゃんが優一に答えた。
2人とも袋を持っていた。

「どうする?雪音の車で行く?」

松堂が言った。

「杉本さんは兄貴たちを連れて行かないといけないからな。頼む」

「呼んでくるから待ってて!」

雪音ちゃんがケータイを取り出しどこかに電話をかけた。
数分後、白色の高級車が現れた。

雪音ちゃんに初めてあった時に見た車だ!





ホテルまで30分ぐらいはかかった。

「はい、部屋の鍵」

ここに泊まるのかな?

「マナちゃん行こう!」

えっ!?


優一たちとエレベーターに乗り込んだ。
23階に着いた。

「6時半までに準備をしろ」

優一はそう言って、松堂と部屋に入った。


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