キミの隣は特別席

かっこいい…
その言葉しかでない…

「マナ?」

いけない!見惚れてた!!

「ドレス似合ってる」

「あ、ありがとう…優一も似合ってるよ」

「当然」

優一はニヤリと口の端を上げて笑った。

その笑い方だけムカつく!



その時、あたしのケータイがなった。

誰だろ?

「絢からだ」





『メリークリスマス!!

今あたしは涼ちゃんとプチクリスマスパーティー中です!!

マナちゃんはこれからパーティーなのかな?楽しんでね!

マナちゃんにクリスマスマジックが起こりますように…

あたしはそう願ってます!あたしと涼ちゃんには気にしないで、何かあったらいつでもかけていいからね!

絢より』

絢…ありがとう
クリスマスマジックが起きれば…優一の彼女になれるのかな…



「マナ?」

いけない!また、トリップしてた!!

「佐原なんて?」

「パーティー楽しんでだって」


気づいたら雪音ちゃんと松堂が消えていた。



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